放課後クラブとの違い

放課後クラブとの違い

大府市には公設の放課後クラブが各学校に設置されています(大府市ホームページ:放課後クラブ
保護者、子どものニーズに合わせ、子どもたちの放課後という大切な時間をどう過ごすか
どろんこクラブは、その選択肢のひとつとして活動しています

柔軟な入所条件

放課後クラブは一定の条件がありますが、どろんこクラブでは子ども、保護者、家庭の事情に合わせた柔軟な受け入れを行っています。ご相談ください。

子どもの社会性を育てることを目的とした預かり時間

放課後クラブでは「預かり」という扱いであり仕事が終わり次第お迎え、休みの日は受け入れていないのに対し、
どろんこクラブはクラブ内で子ども同士の生活や役割、社会性を大切に考えており、仕事が早く終わっても子どもは通常保育時間内(放課~18:00まで)は過ごしてもらうようにお願いしています。習い事や家庭の都合での早退ももちろん可能です。

リーダーを育てる「子ども主体」の保育

どろんこクラブでは「子ども自治」「保護者運営」「支援員」の三者で成り立っています。
「子ども自治」として、高学年をリーダーとした縦割りの班活動、高学年会で班の運営やイベントの企画、低学年は高学年をみて学んでいきます。
高学年会として運営会議(月一回土曜日に開催)で保護者と支援員に対して議題をあげ要望を伝えたり、イベントのプレゼンテーションを行うこともあります。
過去には長期休暇ゲーム機の持ち込み、シャーペンの使用許可、自由買いおやつ代のアップの議題をあげ、ゲームについてはルールを子どもたちが決め守ることで承認、シャーペン、おやつ代も根拠を伝えて承認を獲得していますよ!
どろんこクラブの生活の集大成、卒所旅行のプレゼンテーションは毎年子どもと保護者の応酬が見事です。鋭い指摘を保護者から受けても見事に返す6年生をみると、成長を感じます。

子育てを学べる、保護者のつながりやロールモデルが得られる保護者運営

保護者運営のどろんこクラブでは、保護者が仕事をしながらも運営をしていくという大変さもありますが、子どもの保育を自分たちでつくっていける面白さもあります。
学童保育について、子どもの発達成長について学ぶ機会も設けられており子育てに生かすこともできます。
運営や月一回の保護者会を通して、保護者同士の横の繋がりができ仲間を得られます。
「自分だけで子どもを育てる」のではない、「どろんこクラブで子どもを育てる」という心強さがあります。
また、高学年の子どもをもつ保護者との関わりから子育てのロールモデルを獲得することもできます。
難しい思春期の子育てに向き合う高学年保護者、支援員の関わりをみて、1年生から6年生、大きく変化する子育てのイメージをもつことができます。
どろんこクラブでは、核家族や、県外出身で身近な支援が少なく保護者支援を求めて入所される家庭も多いように思います。

タイトルとURLをコピーしました